楽しいN◎VAの作り方

 面白いN◎VAセッションとは、いかにして生まれるものなのだろうか。ベテランのN◎VAプレイヤーであれば、問われた瞬間に、様々なコツを頭に思い描くことでしょう。GFの連載記事や財団のコンテンツを思い浮かべる人もいるかも知れませんね。さて、少し気になったカキコを読んだので以下に転載。

 こないださー、コンベでN◎VA卓に入ったんだよ。したらさー、RLがルールロクに把握してないのに把握したと思い込んでる人でさー、RRとDのルール混同しまくってるし、ハンドアウトがないし、その代わりの口頭での事前情報の説明もしてくんないし、キャストはプレロールドだったんだけど、全然使い物にならないやつだったし、神業の使いどころとかも想定してなかったらしいし、それ以前に神業自体かなり軽視してたし、必要な防御神業の数も教えてくれなかったし、シナリオもつまんねえし、アクトの進め方もテンポ悪くて下手くそだし、つまらねえ無駄口ばっか叩くし、リサーチ項目も少なすぎるし、かといってイベントも皆無だし、ダラダラとつまんねえリサーチフェイズをようやっと2週くらいした後やっつけ的にクライマックスになって、なーんとなくアクトが終わって、経験点の計算でも神業を「うまく使った」かどうかの判断とかしねーで全員満点にしちゃうし、なんつーかマジくそつまんねーアクトですっげー退屈だった。

 漏れ普段身内ばっかりでコンベあんまり行かないもんで、たまには他所のプレイとか勉強させてもらおうとか思ってたんだけどズバリ無駄足ですた。コンベのN◎VAってそんなもんなんすか。

 そんなもんすよ。

 とはいえ、私はN◎VA過疎地にいるため、たまたまルールを覚えていないRLに遭遇する機会が多く、何と無く共感しているだけなのかも知れません。コンベのN◎VAは、はたして地雷なのだろうか?

 ただ、「マジくそつまんねーアクト」になった要因としてあげられているひとつに「神業の使いどころとかも想定してなかった」という一文があります。が、オフィシャル・シナリオは兎も角として、私がRLするオリジナル・シナリオでは、あえて神業の使いどころを用意したことは無かったりします。
 はい、ここで神業を使ってくださいね・・・・と言わんばかりのシチュエーションをふられて使うのではなく、メタゲーム的な駆け引きであってもかまわないので、複数の選択枝の中から自分自身が使用タイミングと使用方法を、自らの意志で決定した・・・・と思い込むことにより、満足を得たいと願うのです。
 まあ、この文章が指している「神業の使いどころとかも想定してなかった」とは、使いどころをRLが用意していなかった、という意味ではない可能性が高いのですが、一瞬、使いどころを用意していなかったことを指しての批判と思い込んでしまい「私は使いどころはプレイヤーが自分で考えて、自ら使用を決定するものだという認識でいます」と異論(もちろん反論ではない)をはさみたくなった。というお話。 

 その後に続く以下のカキコも、いろいろ思うところがありました。貴方はどのような感想を持ちますか?

  1. 推奨スタイルの意味が無い。神業の使いどころを想定していない。
  2. 情報項目と目標値、推奨する社会技能が設定されていない。
  3. 全員にオリジナルキャラのコネを渡しているが、関係性と必要性が薄い。
  4. キャスト間の繋がりを作ろうとしていない。
  5. プレロールドなのに必要とされる目標値と実際に出せる値に差がある。カット進行に暇なキャストがいる。
  6. 登場判定を把握していないので、シーンごとの区切りも怪しい。