創意工夫と屁理屈
>ソードワールドで遊んでいました。シナリオは洞窟にいるコボルドとゴブリンの退治で、洞窟の前までは特に危険も無く行けました。洞窟の入口には見張りがいたのですが、それは遠くからソーサラーが魔法で倒しました。そのまま洞窟に入ると「声が聞こえる。何匹かいるね。」っていわれたので武器を構えて戦闘しました。途中で増援が来たりしましたが、戦闘には何とか勝ちました。全部倒せたようなので一安心です
でも、そのあとに先輩から「もう少し常識的な作戦行動を取れ」と怒られました。どうも正面から敵に攻撃したのがまずかったらしいです。ボクには逃げるか戦うくらいしか思いつきません。その後も「頭を使え」とか「攻撃するだけが能じゃないだろう」とか何度も言われました。どうしたらいいんですか?と聞いたら「聞かなきゃわかんないの?」と、また怒られました。こういうときには、どういった行動をとるべきなのでしょうか。
>そのGMの方は、「ノーヒント」で「自分の頭の中の答え」をPLに当てさせるゲームをしているだけです。そして、その答えが出ないならば即ゲームオーバーにするというルールです。これは、単なる心理クイズか何かです。TRPGではありません。
>その先輩、いかにも「火を焚いて燻り出す」を正解にしてそうだな。俺がGMなら正面から戦闘させるか、一度姿を見せてから引いて1本道に呼び込む作戦がよさげと判断。ちなみに燻り出しは最下策。
>次から、・火を焚いて燻りだす・バードが歌って中のゴブリンを眠らせる・洞窟の入り口をふさぐ ・山の上にある湖の水を洞窟に流し込む。を全部やってやれ。
>粉塵爆発もねー
>TRPGは想像力の遊びとは言うが、人の遊び方にケチつける奴が一番想像力が足りないよな!
>正直、ゴブリン程度なら正面撃破が尤も効率が良い。
>今度「聞かないとわからないのか」って言われたら「スイマセン、初心者なので戦闘の常識はわかりません。教えてください」って言っとけ。
>「聞かなきゃわかんないの?」なんてのは一度でも教えてから言う台詞だ。うまくできないのは「わかってない」からなんだから、「聞かなきゃわからない」のは当然だろうに。この先輩は、ひらがなを教わっていない幼児がひらがなを書けるとでも思っているんだろうか。
>初心者行きかもしれないが、粉塵爆発なんて普通は不可能ときっちりでたじゃない。で、洞窟入り口での火を使った燻り出しって可能なの? 洞窟奥まで煙を行き渡らせるには、とてつもない量の燃やす火種が必要だと思うんだが。
>のろしを実際にあげたことがある身として言わせて貰うと、十分な煙を作る材料集めるのはすっげー大変。10人がかりで一時間とかはザラ。
>あんまりPLの考えた戦術に上げ脚とってると、最後にはPLが戦術考えなくなるぞ。
>ルールに基づいた戦術考えればいいんじゃネーノ? それならGMも無碍にはできまい。粉塵爆発とか煙とかルールにないこと無理やりやって有利になろうとするから軋轢が生まれるわけで。
>だがしかしそうすると今度は和マンチ(ルールを逆手に取り有利さのみを追求する事で周りと軋轢を生むプレイスタイルの事)呼ばわりされる罠。
>十分な時間と手間があるならいぶすのも良いだろう。その間にゴブリンに見つからないならな。
>まぁ敵を洞窟の中に置くんなら助けるべきNPCの配置も忘れるなという事だ。PC共は敵しかいないと判ったら粉塵爆発も燻り出しも水攻めも躊躇わないからな! ほんと、ダンジョンアタックは地獄だぜぇー
>しかし、もともとの話の先輩みたいなのは、ルールに基づいた作戦など作戦のうちには入れなさそうだ。「ルールで決まっていないことをできるのがTRPGのいいところだ」とか言ってさ。いや、もちろんそういう印象があるってだけでそう言うという証拠があるわけではないですよ。
>ルール外のことをその場その場で決めながら遊ぶスタイルを貶めるような発言は感心しないな。
>ルール外のことをその場その場で決めながら遊ぶスタイルを貶めているのではなく、ルール外のことのみを尊びルールを軽んじるスタイルを貶めているのですが?
>どっちにしろ問題なのは(>ルールを逆手に取り有利さのみを追求する事で周りと軋轢を生むプレイスタイル)ここだよなァ
>なんかさ〜、昔はそう言う創意工夫が評価されてたのに、SWの常識とか、FEARゲーとかで、そう言うのが否定されてきたような気がする。だからどうって言うのはないんだけどね〜
>「FEARのルールとフレーバーの切り離し」はともかく、「SWのこまったら常識で判断」は創意工夫を否定しているように思えないんだが。
>SWの常識は反面教師的な意味合いってことじゃないか。
>FEARゲーが創意工夫を否定したことなんて無いと思うんだが・・・ルールが変わればできることも変わるってだけだと思うぞ。
>ルールで想定していないことが起こった時に「最終的に」決定する権利があるのはGMだが、そこへ至るまでにはPLの意見は尊重されるべきである、というのがFEARの主張だ。
ゴールデンルールによってGMは強大な権限が与えられているが、それはルールを平等に適用し、PLフレンドリーを遵守することで初めて認められてるんだよ。最近はGMなら何でも許されると思って勘違いしてるバカが居るようだけどね。
>ルール上でできないPLの提案は無条件で否定するGMも割といる
>それはFEARゲーじゃなくても一緒じゃないのかな?
>相手を選ばず常にその姿勢で望めるなら公平に裁定できる立派なGMだと思うんだが。
>創意工夫と屁理屈ごり押しを一緒にしちゃいかんね
>根が同じで現れ方が違うだけのものをどうやって線引きするつもり?
>他の参加者が不快感を覚えるか否か。だな。
>たとえ理屈の上で正しくても不快だから駄目ってそれはそれでなんかおかしくね?
>対人ゲームである以上、おかしくは無いと思うが?
>PLがノリノリでGMの想定をぶっちぎった場合は、GMが不快を覚えてるけど他は喜んでるわけだがどうすんの?
>GMが不快に思ってるんだから、却下されて然るべきなんでは?
>PLがGMの感情を察して話を合わせてあげる必要はない。
>つうか、普通にルールで保障されてる行動を取って切れられても困る。
>PLがGMの想定を上回ってなぜGMが不快になるのかが俺にはわからんのだ、却下しても良いんじゃねーの。その際は却下する理由(GMが不快になった理由)をしっかりと説明してPLが納得できるようにする義務があると思うが。
>そのGMは自分の想定範囲内で最善の行動を取って欲しかったのであって、たとえ最良であっても想定の外にある行動は取って欲しくなかったのだ。
>であれば却下しても(その場は)いいと思うけどね。プレイ後に参加者と色々話したほうがいいと思うけど。
>別に話し合うほどのことでもないと思うけど「おおう、それ想定してなかったよ。すまんが、それなしにしてくれー、経験点色つけるから」とか冗談っぽく提案すればいいのじゃないかと