GUNSLINGER GIRL

 久しぶりにトーキーSSSを読み返したので、なんとなくGUNSLINGER GIRLも再読したくなってきました。連載では、ついにトリエラ対ピノッキオが始まったそうですね。コミックス派なので、5巻が楽しみです。
 1〜2巻あたりまでは「あざとい漫画だなぁ」と思い、いずれ人気とりに走り迷走するだろう、と勝手に予想していました。しかし、一貫した作者の姿勢は崩れることなく、3〜4巻でついに心を許してしまった私。認めます。これは良い作品です。穿った見方をしていてごめんなさいw
 それでも、1〜2巻のエピソードしかないアニメ版は、見ても楽しめないだろうなぁ・・・などと考えていたのです。ところが見て吃驚、噂どおり非常に素晴らしい出来でした。本当に、喰わず嫌いはいけないですね。反省しきり。
 ただ、オープニングの映像を見ていると、なるほどアメリカ人が嫌いそうな作品です。クラエスとアンジェリカが銃を撃っている姿なんて、絶対に見せられない。見せられない作品だと思うと、なんだか笑えてくるくらい反社会的な映像の連続です。これでヤバイ台詞をノーカットにしたら、もう頭の固い人は発狂するのではないだろうかw
 原作では、まだ公社の暗部がハッキリと表に出てくることはありませんが、終盤ではぜひ、公社の闇に触れたジョゼさんが狙われて、ヘンリエッタ対リコという展開。そして最終回、疲れたジョゼさんの本音がポロリ、ヘンリエッタに銃殺されるラストを希望します(酷ぇ)。公社の日常に帰るのではなく、とことん救われない終わり方をしつつも、最後まで読者に媚びる展開を望みます。

 ・・・・ところで、TRPGでフラテッロをプレイする場合、再現性でいえばガンドッグが一番なのでしょうけれど、子供は体格上、銃器のあつかいに無理が出てきますね。GUNSLINGER GIRL は、遊び易い題材だと思うので、シナリオを何本か用意しているのですが・・・・小中学生の従姉妹に、義体プレイをさせるのは反則ですか?(ウホッ!もしくは、キモッ!というゲーマーからの反応を期待w)