鉄鼠の檻

 風邪をひきました。自宅療養中。ただ寝ているだけでは暇なので、朦朧としながらも、読みかけで数年間放置していた妖怪シリーズの読書を再開しております。実はシリーズ中、もっとも楽しみにしていた作品で、仕事を気にせず、ゆっくりと過せる連休などに読み込もうと考えて購入したものです。

 ろくに動けず、痛みと熱さ、そして思考することでしか生を感じられない今を、よい機会と思い、頭を押さえながら禅について考えること数時間。京極の長い薀蓄が遅効性ウイルスとなって、私の電脳を機能停止させるたびに、颯爽と現れてボケをかまし、一服の清涼剤となってくれる榎さんに感謝w

 巧く料理しなければ、ゲームにならないとは思いますが、trpgで表現するならクトゥルフの呼び声あたりが適当でしょうか。他サイトで、榎木津は「SAN値が0」という文章を読んで笑いました。よくよく考えてみると「そういうことなのかも知れないなぁ」と納得できてしまったw