解決方法はいろいろあれど

>皆はRLやってる時、リサーチで時々ある「敵(であろう)ゲストがキャスト達の前にやって来て、意味深な言葉を残して(あるいはトループ呼んで)颯爽と退場」とかみたいなシーンで、どうやってゲストを退場させてる?

 いや、実は以前そういうシーンのあるシナリオのRLやった時、PLの皆がゲストの退場を神業バリバリ使用して全力で妨害してきてな。お陰でこちらもそれを阻止するため、使う筈の無い神業を色々と使ってしまった。「この退場はどうやっても妨害できません」とか言っても、具体的な根拠が無きゃ納得させられなさそうだし。どうにかして、PLからの妨害を受けずに、上手くゲストをシーンから退場させる方法は無いものかなぁ?

>1.Dになって《黄泉還り》はシーンが変わっても生き返れるようになったからチャクラ入れておいて素直に殺されてやる。2.登場したのはカゲムシャで素直に殺されてやる。3.「あとで機会を作るからここは退場させといて」とPLに頼む。4.「ここで退場させないとクライマックスになるけど登場シーン数足りてる?」とPLに聞く。5.そのゲストにミミール入れて《脱出》5万発持たしとく(非推奨)。

>≪神出鬼没≫とか≪黄泉還り≫とか≪天罰≫を使用。アクセスカード「Your NPC」を渡す。アクトの進行を助けたにチェック入りませんけど良いですか、と言う。

><チェシャ猫>、<<タイムリー>>でヴィークル召還、ボディガードのゲストが<<脱出>>を使う、アストラル体で登場してて魔剣以外で傷つけられない(生身で妨害できるけどな)

>ゲストが登場して一人語って出て行くまでをマスターシーンにして、PC登場不可にするのはどうか。

>シーンカードの提示と同時に、そのシーンの目的(「××が●●と煮え会話をするシーンだ」)と宣言すればいいんではないだろうか。

>キャストが妨害かましてくるのを想定して、あらかじめ分岐を用意しておくのはどうだ?

>俺がちょっと考えてみたのは「お、やる気だね!!」と陽気に言って、そこでクライマックスフェイズに突入させてしまう。その後に敵ゲストがどんなことをやっていたのかを事後確認させるリサーチフェイズを入れる、そしてリサーチ項目を全部攻略した時点で「君たちはそうして事の真相を知った・・・さて、エンディングフェイズだ」と進めてみるというのはどうでしょうか?

>「退場はRLの権限」を盾にすれば?

 小学生の頃、似た状況に何度か直面し、私も考えたことのある話題です。そんな遠い昔の記憶だったので、瞬間「こんな問題は初歩の初歩」と思ったのですが、コンベンションに行くと、この程度の問題で、本気で頭を悩ませている人達がいるという現実があります。初歩という認識にかわりは無いのですが、解決できて当たり前、と思っていると(瞬間、思ってしまった)気づかぬうちに周囲に対して傲慢な態度をとってしまうかも知れないので注意しなければ、と自戒。

 参加者全員が同じレベルで悩んでいるなら、さほど問題は発生しないでしょう。けれど、こういった初歩的な認識の齟齬って、RL(GM)側が経験豊かである場合に、(ここではカットしたレスもあるのだけれど、そんなプレイヤーとは一緒にゲームをしないと宣言したり)遠まわしな脅し文句、あるいは皮肉を吐くことで場をコントロール(セッションハンドリング)しようとするケースを見かけてしまうことがあって(経験点あげないぞ!という言葉も、いきなりだと方向修正のための相談ではなく、ましてや忠告や教授の類でもなく、純然たる脅しや嫌味に聞こえてしまう)、コンベンションで少し嫌な気分になることも、しばしばあるのです。
 誰もが初めの頃は初心者。そして、コンベンションは参加者を(あまり)選ばない。だから、上記質問程度の問題は、場所によっては日常茶飯事です。その事を認識していないのか、単に相手を嫌な気分にさせたいのか、コミュニケーション能力が不足しているのか、何故なのかは分からないけれど、コンベンションでTRPG初心者相手に「一緒にゲームをしたくない」と言ったり「遠まわしな脅し文句」あるいは「皮肉」を吐く自称ベテランの不快なセッションハンドリングを、今まで沢山見てきました。

 そんな自称ベテランがいると、まるで、昔の自分を見ているようで反吐が出ます。

 告白します。高校時代から少しの間、私は「セッション前も、セッション中も、セッション後も、ここがダメだ、こうしなければダメだ、どうして自分は、そして目の前のキミは巧くやれないんだ。TRPGの議論について来れないような人とは、本当に楽しいゲームなんてできやしない」そんなことばかり考えていました。面と向かって言葉に発した事はありませんがね。まるで昔の中村やにお氏です。実際、Letterを読んだ時、自分のことが書かれていると錯覚したほど(阿呆)。

 で、その頃の私だったなら、上記自称ベテランのように、TRPG初心者相手に「一緒にゲームをしたくない」と思ったり「遠まわしな脅し文句」あるいは「皮肉」を吐きたくなったり、行動には出さないものの、心の中は同じレベルにまで落ちていただろうな、と容易に想像できるのです。

 長々書きましたが、要するに「初心者相手だと思って、いい気になるなよ私。勘違いしちゃいかんぞ、TRPGとは楽しむためのものだ。そして気をつけてください、自称ベテランの皆様。初心者相手に嫌なセッションハンドリングをしていませんか?」ということ。

 ただ、仲間内ならともかく、自らコンベンションに出て行って誰もが参加資格のある場であると知りながらも、初心者ばかりの卓につくとガッカリする時のある私は、まだ少し、いい気になっているのかも知れない・・・・ 

 「俺はPLだけど、ルールを一番分かっているのだから、GMの頭の悪い解釈でゲームを壊して欲しくない。だから俺に従え」。