掛け合いの妙味
>システムはN◎VA−D。GMは自分。
シナリオは大都市で未曾有のバイオハザードが起きるという内容。中盤、事態の拡大を知ったPC達には、事件から手を引く選択肢も残される。報道記者「ボクは逃げませんよ。・・・だって、こんなこと放っておく分けにはいかないじゃないですか!」
医者「・・・それは、記者としてか?」
GM「(お、上手い拾い方)」
報道記者「・・・人として、ですよ」
医者「ふ・・・偽善だな」
GM「(まてやこら)」
取りあえず、文句は後に回そうとシナリオを続行。終了後にセッションを振り返る段になって、そのことを指摘。
GM「あーいうところで、持ち上げておいて貶めるってのはどうよ?」
医者PL「すみません、ついPLの本心が出てしまいまして」
GM「・・・(いや、そういうこと言ってるんじゃねえよ)」
まー、そんな枝葉に拘る俺も困ったちゃんなんだけどさー。
>「・・・それは、記者としてか?」だけじゃなぁ。取り上げてはいるけど持ち上げているとは限らないし、何が不満なのかわからない。
>「ふ・・・偽善だな」の後に「だがそれがいい!」とやれば後腐れなかったんだろうけどな(w
>単なる記者が「・・・人として、ですよ」なんていきなり言ったら偽善と執られる場合もあると思うがな。それまでシャッターチャンスそっちのけで人命救助に奔走するとかいう描写でもありゃ別だが。
>医者の方が巧いプレイングに見えるが?
>偽善て言葉に過剰に反応してるだけかな? そこは偽善と言いながらも逃げない医者と、偽善と言われてもなお、事態に立ち向かう記者っていう盛り上がるベタで良さげな演出でしょ。RLが幼いのか、プライベートで昔に嫌な事でもあったのかな?
>報告者自身も困ったちゃんと言ってるんだ。つまりそういうことなんだろ?
>RLの視点からみた場合、「モチベーションを高めようとしているところに冷水を浴びせるような真似をするな」なんだろうけど、医者PLの視点から見たら、「偽善でも良いじゃないですか!」とかの打ち返しが欲しかったところで不発しただけかもしれんし、以降のシーンで認め合う為の伏線にしたかったのが、そのままギクシャクして終わっちゃったのかも知れん。「人をけなす」タイプの発言は使い所がむずかしいね、ってぐらいだな。
>「ふ…偽善だな」 というセリフ自体には罪はないからな。
>言葉が足りないんだ言葉が。PLがどう感じたのかRLがどう感じたのか、後に回す気づかいがあるなら、寧ろその場でぶっちゃけろ。
>どっちを見ても「なーに酔っぱらった台詞を素で吐いてるんだか」としか思えぬ俺は困ったちゃん?
>医者:「・・・それは、記者としてか?」とかお約束聞いちゃうよ
GM:(お、上手い拾い方)
記者:じゃあこっちもw「・・・人として、ですよ」
医者:「ふ・・・偽善だな」
一同:ぶ、ぶふー(精一杯のカッコツケがおかしくて吹き出す)
医者:わ、笑うなっ お約束って言っただろ!
記者:でもそう貶されるとどう返したらイイモノか・・・
GM:「偽善でもいいじゃないか!」とか熱血すれば?
記者:そっすね「たとえ偽善だとしても、僕には間違ったことだとは思えない!」
GM:ぶふっ・・えーっと、じゃあそうやってふたりが睨み合ってシーン終了でよい?
とかなると実に理想的。
>別に、一同が笑う必要はないと思う。
>だからさあ、記者は、本心から、一人の人間として放っておけないと感じたかもしれないのだが、それを聞いた医者は、「何を自分に酔ってるんだ」と言ったと。これは、医者の本心からの感想であって、別に記者の行動の是非を云々してるわけじゃなくて。
>お前あったまわるいなー。本心からの感想を口に出せば立つ角もあるって思わないか?
>そこまで角が立つ文句じゃねえとおもうがなあ
>医者:「ふ・・・偽善だな」つか、これをフラグにしておいて、あとで自分も偽善っぽいことをしてたらカコイイんだけどな。
>まあこの件は、格好よさのツボが違ったがゆえの事故じゃないか? 報告者も医者PLも、どちらも困ったちゃんじゃないと思う。
>二人のそこそこ慣れたFEARゲープレイヤーが演出に失敗。(本文からは失敗に見えんが)よくある光景じゃないか。