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TRPGTRPGをやり込む

 昨夜は芝村さんと話をしているうちに、無性にT&Tをプレイしたくなりました。やり込んだ人の話を聞くと刺激になりますね。芝村さんの特集が組まれたRPGamerの対談でも、ロータスシティの話が何故かT&Tの話へと脱線し、そのまま帰ってこなかったそうです(笑)T&Tが大好きなんですねぇ。私は通販のRPGamerが未着なので、T&Tの話にも期待して待つことにします。

 ちなみに、ロータスシティのエラッタは、RPGamerで引き続き対応する予定との話をうかがいました。なので、ロータスシティへの疑問は、国際通信社への質問メールで解決できるかも知れませんよ。

 さて、やり込んだ人のTRPG話を聞くと、何故こんなにも楽しく、心沸き立つ思いを抱くのでしょう。思うに、それはきっと、自分自身が ひとつのTRPGシステムをやり込んだ結果得られる快感を「知っているから」ではないでしょうか。

 ある程度歴の長いTRPGゲーマーであれば、やり込んだシステムの、ひとつやふたつ、ありますよね。覚えのある方なら、やり込むことによって、上達を感じる自己満足や、やり込むことによって、遊びの幅が広がる喜びを知っているはずです。それも、卓を囲む仲間全員が、やり込みゲーマーだった時の楽しさといったら無いですよね。

 その魅力に取り憑かれた人が、「上達を目指さなければ駄目だ」とか「反省会でお互いを高め合っていこう」と言って、気軽に遊びたいゲーマーに対してプレッシャーを与える老害になりがちなのですが(笑)、しかし、合意の上ならば、目指さずにはいられない境地だと思います。

 特に下記引用のような、そのシステムだからこそ楽しめる要素を自在に使いこなし、自分がより楽しく感じる技術や、周囲により楽しく感じてもらう技術を磨いて、貪欲にTRPGを楽しんでいければ、最高だと考えています。

 どうでしょう。 貴方には、やり込んだTRPGがありますか? やり込むことによって、どんな楽しみ方ができるようになったでしょうか。そしてまた、その楽しみ方に対する周囲の反応は、いかがですか?

 いろいろなシステムで「そのシステムじゃなくちゃ出来ないこと」「そのシステムの魅力を少しでも出すような仕掛け」が作れるように挑戦してみたいですね。

 おおっ、タイムリーなエントリを発見。そうですね。数学的なやり込みだけではなく、下記引用のように、世界観を含む資料を読み込む文系的なアプローチからも、楽しみ方は広がりますね。私はルールブックやサプリメントに限らず、プレイに関連しそうな資料を図書館で読み漁った時期がありました(シナリオの内容に似た現実の事件を調べたり)

 一つのシステムをやり続けることによって、その世界観を深く理解し、即座にイメージをシナリオに連結し、また、セッション中に湧いたイメージに理屈をつけて、論理的に破綻しないアドリブが可能になっていることが充実感の理由になっているように思います。